整骨業務の事よりも、メンタルトレーニングに内容が偏っていますね。
国家試験直前なので、日々生徒のメンタルを高める事に強い意識を置いていますので、
どうしてもこういうトピックスが多くなってしまいます。
この前は、扁桃体からのアプローチでしたが、今度は行動心理学からのアプローチです。
まず傾向として、自分はダメだ!時間を守れないなんて自分はなんてダメなんだ!と自己批判に陥りやすい人は、先延ばしをするようになるみたいです。
これを勉強に当てはめると、
①試験が終わった後に、もっと早くから勉強をやっておけば良い点数が取れたのに、なんて自分はダメなんだろうと考える学生と、②まあ人間だからそんな事もあるよね、次ならきっともう少しだけ早く勉強してやったら出来るだろうと考える学生では、
次のテストの時に、①の自分を責めた学生の方の方が、勉強を始めたのが遅かったという研究があります。
つまり、出来なかった自分を自己批判をするのではなく、どうすればもう少しだけ先に勉強できるかを考える事が大切になっていきます。
2011年以のテキサス大学における750名の大学生を使ったセルフコンパッションの研究で、自分を許す能力が高い人の方が成功しやすい上に、目標達成の能力が高い事が分かってきています。
自分を許すとは、自分に甘くするのではなくて、自分の弱みに目を向けて対策を打つ=あるがままの自分を受け入れる人の事です。
逆に自己批判の強い人は先送りにする傾向にあるみたいです。、、、、私ですね (笑)
自分の弱みに目を向けて、自分に優しくして対策を打つ事をセルフコンパッションと言います。
カールトン大学の約180名の学生を使った実験でも、自分を許せる学生の方が成績が良かったそうです。
つまり、
自分がいつも勝てるわけではないことを自覚しているから、失敗するのが怖くなくなる。 すると行動を起こすのを嫌がりません。
これがセルフコンパッションが高い人が、成功しやすい理由です。
前置きが長くなりましたが、いよいよ、セルフコンパッションの鍛え方ですが、
①「インターベンション・ブレスレット」を使う。
ブレスレットでもゴムバンドでもいいので、普段は右手に付けておきます。 そして、自己批判思考が発生した際に、このブレスレットを左手に付け替えるのです。
そうすることで自分がネガティブな感情になっているのだということに気づくことができます。
これだけの工夫でも、ネガティブな感情に捉われた思考になることを減らすことができます。
②友人に対してふるまうように自分に対してふるまう
他人が嘆いていたら、あなたは慰めますよね?それと同じように自分の欠点や苦悩を「肯定」する。
そしてどのように自分にアドバイスしたかをメモに残しておくことが有効であることが分かっています。
約3週間同じ状況になった時に、そのアドバイスを見る事が良いとされています。
他にも、ボディタッチによる方法や体操などもありますが、
長くなりますので、ここでは割愛します。
追跡調査で非常に費用対効果の高い事が分かってきておりますので、
自分を使って2019年実験中でござます。
2019年は「喜び」がテーマの萩原 知秋 でした!
#札幌市南区真駒内 #萩原整骨院 #患者さんの心も癒したい
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